株式投資入門

猫でもわかる株式投資の仕組み

テクニカル分析とファンダメンタル分析。その違いについて解説。

テクニカル分析ファンダメンタル分析、どちらもよく聞く言葉ですが、それぞれどのような分析をいうのでしょうか。

 

テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは、過去の株価の値動きなどに注目して今後の株価を予測する分析方法をいいます。

チャートの形や取引高のようなデータから、今後の値動きを予想していきます。いわゆるデイトレーダーテクニカル分析をしていることになります。

また、最近では、コンピュータを使ったテクニカル分析も登場しています。いわゆる人工知能に過去のデータを読み込ませて、今後の株価を予測させる方法です。

 

ファンダメンタル分析とは

ファンダメンタル分析とは、過去の値動きではなく、財務諸表、健全性、経営、競争優位性、競合相手、市場などの会社の経営状態を分析することをいいます。

バリュー投資は、会社の経営状態を分析するものなので、ファンダメンタル分析です。バリュー投資についての詳細は下の記事を参考にしてください。

investy.hatenablog.com

 

どちらを重視すべきか

長期で株を保有したい場合には、ファンダメンタル分析を重視するべきでしょう。なぜなら、株価は、過去の株価の動きではなくて、会社の業績に基づいて変動するからです。そして、将来の会社の業績はテクニカル分析ではなくファンダメンタル分析によってしか行うことができないからです。

一方で、デイトレーダーになりたい場合はテクニカル分析を行うしかないでしょう。ファンダメンタル分析でよいと分かった企業も短期的には株価が下がることがよくあるからです。