株式投資入門

猫でもわかる株式投資の仕組み

ウォーレン・バフェットとビットコイン

ウォーレンバフェットは世界を代表する投資家ですが、バフェットはビットコインについてどう考えているのでしょうか。

 

まず、この動画では、バフェットのビットコインに対する考え方が簡潔に示されています。

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まとめると、「いつ暴落が起こるかはわからないが、私は少なくとも5年間のビットコインプットオプションがあれば、それを買いたい。(≒5年後には暴落すると考えている。)ただ、実際には私はトラブルに巻き込まれたくないから、実際にはトレードしようとも考えない。」という内容になります。バフェットはビットコインは長期的には価値が下落すると考えています。

 

バフェットの考える「投資」とは

ビットコインは「投資」ではないという考え方が根底にあります。その考え方は、下の動画で説明されています。

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「投資とはビジネスを買うことだ。ただ価格変動をみるだけなら、それは投資ではない。ビットコインは、何かを生み出すアセットではない。」という趣旨のことが説明されています。コカ・コーラの株を買えば、コカ・コーラが生み出す利益を毎年手に入れることができます。ビジネスを買うというのは、将来にわたって生み出される利益を買うということです。これに対して、ビットコインは、それ自体が働いて利益を生み出すものではありません。だから、ビットコインを買ってもそれは投資とは言えない、とバフェットは考えているのです。

 

バフェットはなぜビットコイン空売りしないのか

では、なぜバフェットはビットコイン空売りしないのでしょうか。

バフェットは自分が完全に理解しないものには投資しないことで知られています。例えば、バフェットはテクノロジー銘柄には手を出しません。その考えのもと、バフェットは、「実際にはトレードしようとも考えない。」という趣旨のことを述べているのです。

なので、バフェットがわざわざ自分はビットコイン空売りしようとは思わない、といったのは、ビットコインが下がることに自信がないという理由ではないのです。