株式投資入門

猫でもわかる株式投資の仕組み

株式とはなにか。株式の歴史から学ぶ。

このブログでは、投資について解説していきたいと思います。

今回は、株式投資の前に、そもそも株式とはなにかについて考えていきます。

 

そもそも、株式とはなんでしょうか。

その答えは、17世紀にまでさかのぼります。世界で初めて株式を発行したのは、オランダ東インド会社という、貿易を行う会社です。当時は、ヨーロッパと東南アジアとで香辛料の貿易を行う需要がありました。しかし、当時、長距離の航海というのはリスクの大きいもので、また、大きなコストのかかるものでした。なので、そのような大金を個人で出すことは難しかったのです。そこで、多くの人からお金を集めて、共同で事業を行おうとしました。多数の人がお金を出し合って、貿易という事業を行い、利益が出たらお金を出した割合に応じて利益を分け合うことにしたのです。この、出資した持分が「株式」なのです。

つまり、株式とは事業を行う資金を出す代わりに、会社が将来生み出す利益をもらうという権利、すなわち会社の「所有権」をもらうという性質のものなのです。